例大祭限定御朱印【石堂守次】10/4~10/13

期 間:10月4日(土)~10月13日(月)
時 間:9:00~17:00
初穂料:500円
※直書き・書置き対応。郵送・取り置きはいたしません。
【御朱印のデザイン】

この太刀は、今からおよそ350年前、黒田藩の藩主によって紅葉八幡宮に奉納されたものです。
当時の黒田藩には、信国派、石堂派、下坂派という三つの流派に分かれる藩工(抱え鍛冶)が存在していました。三代目藩主・黒田光之侯は、それぞれの流派に最高の刀を打たせ、紅葉八幡宮に奉納しました。
黒田藩では、藩工が製作した刀剣を藩外に販売することを禁じていたため、これらの刀の製作本数は非常に限られており、現代において目にする機会はきわめて少なく、貴重なものとなっています。
この太刀を打ったのは、石堂派の名工・石堂守次(いしどう もりつぐ)です。
守次は黒田藩の抱え鍛冶として活躍し、石堂派の中でも特に優れた刀匠として知られています。
奉納されたこの太刀は、守次が得意とした「備前伝(びぜんでん)」の技法をもとに、力強く焼き上げられており、彼の生涯における最高傑作と称されています。
太刀には「筑前国福岡住 権三兵衛尉 守次造之」という銘が刻まれており、刀身の長さは71.1センチ、反りは2.0センチです。