紅葉八幡宮には主に藩主よりの御奉納を中心に多くの御社宝があります。
神社、地域にとりましてたいへん貴重、重要な資料でもりあります。
その御社宝の一部をご紹介いたします。
板絵著色三十六歌仙絵馬(市指定有形民俗文化財、市内最古の絵馬)
寛文6年(1666年)
福岡藩主黒田光之侯御奉納
絵/小方仁兵衛仲由 (福岡藩御用絵師尾形家初代)
書/持明院基時卿 (持明院流七代目書家)
三十六歌仙とは
奈良時代から平安時代中期にかけての歌人藤原公任(966~1041)編『三十六人撰』別名『三十六人歌合』にもとづく、柿本人麻呂、大伴家持、小野小町など36人の代表歌人をいう。
『三十六人撰』は三十六歌仙の歌百五十首を撰出して、それぞれ相対させてつがえた歌合形式の秀歌選である。
その後盛んに作られた三十六歌仙形式の秀歌撰の祖にあたる。
信国吉政作太刀
寛文6年(1666年)
福岡藩主黒田光之侯御奉納
石堂守次、下坂辰仲作太刀と共に奉納
經巻形冑、練革黒漆塗本小礼胴丸
宝永4年(1707年)
福岡藩主黒田綱政侯御奉納
奉納和歌額 駒形
安永3年(1774年)
福岡藩主黒田継高侯御奉納