日本には妊娠5か月目の戌の日に参拝し、子どもを授かったことの感謝と、元気に生まれて丈夫に育つことを祈願する風習があります。
戌の日に参拝しなければならないということではなく、お母さんの体調やご都合に合わせてお参りください。
神社オリジナル腹帯もございますが、腹帯をご持参の場合は、受付の際にお申し出ください。御祈祷の中でお清めをしてお返しいたします。

【安産にいいお宮】

1.安産の神 神功皇后(聖母大神)をお祀りしています

2.当宮にて藩主の安産祈願がされ、神社隣の産屋で元気なお子さまがお生まれになりました

3.神社名に含まれる「もみじ」の語源「揉みつ」は揉み出すように色付くことを意味します。これを母の産道を揉み出て誕生する様になぞらえ、安産祈願に縁起がいいとされています


祈願申込について

祈願受付時間9:30~16:30

ご予約いただいた方を優先的にご案内いたしております。

神社祭典や行事の都合上、社殿が使えない時間帯がございますので、ご来社の日にち、時間がお決まりになられましたら電話でお知らせください。

腹帯をお持ちの方は受付用紙に持参の旨をご記入いただき、社殿の中で神職にお渡しください。お祓いをしてお返しいたします。

初穂料

祈願の初穂料は 5,000〜7,000円を目安にお納めください。
神社腹帯ご希望の方は、別途 2,000円にて授与いたしております。
なお、祈願をお受けでない方には 3,500円での授与となります。

封筒は白の封筒で、表書きは「玉串料」「初穂料」「御神前」とご自身のお名前をお書きください。

腹帯(岩田帯)

オリジナルの腹帯には神社神紋を刺繍し、安産を祈りながら1つ1つ社印を押しております。

腹帯には胎児を保護する意味があるほか、胎児の霊魂を安定させるなど信仰的な意味もあるといわれています。
皇室においても、一般の帯祝いと同様の「着帯の儀」があり、御懐妊五ヵ月目の戌の日に、「内着帯」(仮着帯)をおこない、九ヵ月目の戌の日に正式な「着帯の儀」がおこなわれます。

画像提供:株式会社 赤ちゃんの城


子安石のご紹介

子安石

子安石とは、神功皇后が戦を終えてから無事に皇子がお産まれになりますよう祈願され、腰に巻いた鎮懐石が由来とされています。 子安石を一つ持ち帰り大切に置きます。無事出産出来た後、ご自身で石(神社境内以外の石)を新たに用意し、子の名前と生年月日を書入れ、預かった石と共にお戻しください。

令和六年 戌の日表

1月 11日(木)赤口 ・ 23日(火)赤口
2月 4日(日)赤口 ・ 16日(金)先勝 ・ 28日(水)先勝
3月 11日(月)先負 ・ 23日(土)先負
4月 4日(木)先負 ・ 16日(火)仏滅 ・ 28日(日)仏滅
5月 10日(金)赤口 ・ 22日(水)赤口
6月 3日(月)赤口 ・ 15日(土)友引 ・ 27日(木)友引
7月 9日(火)先負 ・ 21日(日)先負
8月 2日(金)先負 ・ 14日(水)大安 ・ 26日(月)大安
9月 7日(土)赤口 ・ 19日(木)赤口
10月 1日(火)赤口 ・ 13日(日)先勝 ・ 25日(金)先勝
11月 6日(水)先負 ・ 18日(月)先負 ・ 30日(土)先負
12月 12日(木)仏滅 ・ 24日(火)仏滅

【犬は安産の象徴】

・沢山の赤ちゃんを産む割にお産がとても軽いということにあやかる
・吠えて家を守る様子から、狛犬のように邪気を祓い、赤ちゃんを守る意味もあると云われている
・古来よりこの世と来世を往復する動物と考えられていた。(例:日本民話 花咲か爺)

これらのことから、犬(=戌)は安産にとって縁起がいいとされています